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	<title>受験申込</title>
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	<description>建設技術者育成支援サイト</description>
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		<title>技術士第二次試験受験申込シートの業務経歴・業務内容詳細の記入方法</title>
		<link>https://onowith.onokatsuhiro.com/2026application/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[onokatsuhiro]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 26 Mar 2026 03:14:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[受験申込]]></category>
		<category><![CDATA[受験申込書]]></category>
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					<description><![CDATA[技術士第二次試験の合格に向けては、受験申込みExcelシートにおける業務経歴と業務内容詳細の記入が極めて重要です。今回はこの2つのセルの記入方法について最新の知見を踏まえて解説します。 &#160; 目次 受験申込みEx [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>技術士第二次試験の合格に向けては、受験申込みExcelシートにおける業務経歴と業務内容詳細の記入が極めて重要です。今回はこの2つのセルの記入方法について最新の知見を踏まえて解説します。</p>
<p>&nbsp;</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number-detail toc-center tnt-number_detail border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">受験申込みExcelシートに記入する経験業務の絶対条件</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">コンピテンシーが必要な技術士にふさわしい業務とは</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">コンピテンシーを発揮した経験業務の見つけ方</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">技術士にふさわしい業務を端的に表記する方法</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">業務経歴は経験年数相応の成長過程が見えるように記入</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">問題解決ストーリーを指標とする詳述業務の選定方法</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">業務内容詳細には複合的な問題の解決プロセスを記入</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">業務内容詳細における採点対象コンピテンシーの伝え方</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">おわりに</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">受験申込みExcelシートに記入する経験業務の絶対条件</span></h2>
<p>現行の第二次試験の目的は、複合的なエンジニアリング問題を解決できる能力を確認することです。その判定基準として定めたのが、技術士に求められる資質能力（コンピテンシー）です。コンピテンシーは、技術士が複合的な問題を解決するのに最低限必要な資質能力です。</p>
<p>コンピテンシーの有無は基本的に筆記試験で判定されます。口頭試験では、複合的な問題を解決できる実務能力、技術士として必要な倫理観と継続研さんの認識が確認されます。</p>
<p>このうち、複合的な問題を解決した実務能力については、受験申込み時に提出する実務経験証明書が参考資料として使われます。実務経験証明書とは、受験申込みExcelシートをPDF出力した際の2枚目のペーパーのことです。口頭試験の試験官は、実務経験証明書からコンピテンシーを発揮してきた業務経歴と問題解決プロセスの実践経験を確認します。</p>
<p>口頭試験の試問事項「技術士としての実務能力」では、試問対象コンピテンシーが、①マネジメント・評価、②コミュニケーション・リーダーシップとなっています。この2組の試問対象コンピテンシーの確認内容は、次のように決まっています。</p>
<div class="blank-box"><u>口頭試験における「技術士としての実務能力」の確認内容<br />
</u>①マネジメント・評価：問題解決能力・課題遂行能力の筆記試験において問うものに加えて、実務の中で複合的な問題についての調査・分析及び解決のための課題を遂行した経験等を確認<br />
②コミュニケーション・リーダーシップ：多様な関係者と明確かつ効果的に意思疎通し、多様な利害を調整できることを確認<br />
<span style="font-size: 14px;">（「今後の技術士制度の在り方について」よりonowith加筆）</span></div>
<p>①の確認内容は、マネジメント・評価というより問題解決のコンピテンシーに近い内容です。複合的な問題を解決した業務では、事前・中間・事後で結果や影響の評価を行い、多様なリソースのマネジメントも行う必要があります。そのため、マネジメントと評価の実務能力を確認すれば、問題解決の実務能力も確認できるということです。</p>
<p>したがって、受験申込みExcelシートには、コンピテンシーを発揮して複合的な問題を解決した業務経験を記入しておくことが、合格への絶対条件になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">コンピテンシーが必要な技術士にふさわしい業務とは</span></h2>
<p>コンピテンシーは、IEA（国際エンジニアリング連合）が定める専門職としての知識・能力（PCプロファイル）と整合するように規定しています。コンピテンシーでは、継続研さんを除く7項目で「業務」という言葉が出てきますが、この「業務」とは、PCプロファイルにおける「複合的活動」のことです。</p>
<p>IEAでは「複合的活動」について、５つの特性が複数又は全部含まれる業務だと定義しており、技術士にふさわしい業務も同様だと考えるべきです。IEAの「複合的活動」の定義を私なりに解釈すると、コンピテンシーが必要な技術士レベルの業務は、以下の5つの特性が複数含まれる業務だと考えることができます。</p>
<div class="blank-box"><u>技術士にふさわしい業務に含まれる特性</u><br />
特性①：多種多様なリソースの活用を伴う<br />
特性②：相互作用の最適な解決が必要<br />
特性③：革新的な解決策の創出を含む<br />
特性④：社会環境に重大な影響を及ぼす<br />
特性⑤：原理原則からのアプローチを適用</div>
<p>上記の特性のうち、特性①⑤は業務遂行に必要な項目であり、全ての業務に含まれます。これに対し、特性②③④は個別業務に含まれる問題の特性です。</p>
<p>つまり、技術士にふさわしい業務とは、上記の特性②③④のいずれかが含まれる問題を解決した業務だということです。そして、その業務における問題解決にあたっては、特性①⑤を必ず実行していますから、5つの特性が複数含まれることになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">コンピテンシーを発揮した経験業務の見つけ方</span></h2>
<p>上記に示した技術士にふさわしい業務に含まれる特性②③④を踏まえると、コンピテンシーを発揮して問題解決した経験業務は、以下の3パターンに特定できます。</p>
<div class="blank-box"><u>コンピテンシーを発揮した業務の問題解決パターン</u><br />
パターン1：トレードオフの要求事項を最適化した業務<br />
パターン2：マニュアルが無く解決策を導き出した業務 <br />
パターン3：重大な悪影響を予見して回避した業務</div>
<p>このうちパターン1のトレードオフ関係の要求事項は、多くの業務で体験しているはずです。予算は無いけど安全を確保できた、工期は短いけど予定通り完了できたなど、自分の経験を振り返ればたくさん見つかるはずです。また、比較検討して工法選定した業務では、安全性、経済性、施工性などのトレードオフの要求事項を最適化しているはずです。</p>
<p>パターン2のマニュアルが存在しないケースも多々あるはずです。マニュアルはあくまで汎用的な指針であり、すべての個別事象を網羅しているわけではありません。たとえ最終的な手法がマニュアルに準じたものであっても、その業務への適用性を自ら検討・検証したプロセスがあれば、その業務はこのパターンに該当します。</p>
<p>パターン3の重大な悪影響を招く業務は、公共性の高い建設分野では誰もが経験しているはずです。あなたが行った業務により事故やトラブルが起こっていないのであれば、それはあなたが潜在的なリスクを予見し、未然に回避するための技術的工夫を施したからです。技術的な工夫とは、基本原理を応用した工夫であり、高度な技術は必要ありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">技術士にふさわしい業務を端的に表記する方法</span></h2>
<p>技術士にふさわしい業務の内容を端的に表現するには、専門分野、問題箇所、問題特性、解決方法、業務形態を表わす情報ワードを下表のように設定し、これらを組み合わせるのが効果的です。</p>
<p id="KdSlKpx"><a href="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2026/03/img_69c4bba411857.png"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="alignnone wp-image-3315" src="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2026/03/img_69c4bba411857.png" alt="" width="392" height="323" srcset="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2026/03/img_69c4bba411857.png 536w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2026/03/img_69c4bba411857-300x247.png 300w" sizes="(max-width: 392px) 100vw, 392px" /></a></p>
<p>組み合わせる順番は前後して構いませんが、文章の最後は業務形態の情報ワードにします。そうすると、次のように簡潔に業務内容を表記できるようになります。</p>
<p>「道路盛土の施工管理における品質確保と工期短縮の最適化検討」<br />
「スレーキング地盤の切土のり面における安定解析と設計勾配の提案」<br />
「沿岸橋梁のコンクリート主桁における塩害による劣化診断と補修設計」</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc5">業務経歴は経験年数相応の成長過程が見えるように記入</span></h2>
<p>経歴10年以下の若手技術者は、無理に高度な業務経験を記入する必要はありません。試験管も、上司の下で業務を行ったことはわかるので、自分に与えられた役割と責任範囲を説明できるようにしておくことが重要です。</p>
<p>経歴20年程度の中堅技術者に対しては、まさに技術士レベルの業務を第一線で実践していると見られるので、近年の業務実績について自信を持って記入しましょう。</p>
<p>経歴30年超の熟練技術者は、管理職が多いので、管理や指導という表現を入れたがりますが、部下を監視していただけだと思われないように、計画・設計・評価・検討など、自分が行った業務を表す言葉と組み合わせるようにします。管理職の場合、部下の業績のパクリではないかと疑われる場合もあるので、自分の業績と部下の業績を区別することが重要です。</p>
<p>業務経歴は、コンピテンシーのレベルを向上させてきた過程の確認にも使われます。ですから、経歴１や経歴2の初期段階の業務を詳述するのも避けた方が良いと思います。また、業務内容に具体的な現場名やプロジェクト名は必要ありません。それらを書いても加点要素にはならず、むしろあなたの役割が見え難くするだけです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">問題解決ストーリーを指標とする詳述業務の選定方法</span></h2>
<p>詳述業務をどれにするかは、受験申込書の作成で最も悩ましい問題だと思います。しかし、選定基準を次のようにすれば、比較的簡単に詳述業務を選ぶことができます。</p>
<div class="blank-box"><u>詳述業務の選定基準<br />
</u>①問題解決ストーリーがわかりやすい<br />
②問題解決のプロセスが示しやすい<br />
②チーム内での役割を明確にできる</div>
<p>経歴欄の後半に挙げた業務は、先に示した問題解決パターンのいずれかに該当しているはずです。業務内容詳細から、その解決ストーリーが容易に読み取れれば、複合的な問題を解決した実務経験は自ずと伝わります。ですから、「問題解決ストーリーがわかりやすい」業務を選ぶことを優先にすべきです。</p>
<p>次に、口頭試験では、複合的な問題の解決プロセス（目標設定→現状把握→問題分析→課題設定→対策立案→結果検証→評価改善）の実践経験を確認されます。そのため、詳述業務は、「問題解決プロセスが示しやすい」業務を選ぶのが有効です。</p>
<p>また、通常の業務はチームで遂行しますが、口頭試験はチームの問題解決能力ではなく、あなたの問題解決能力を確認しています。そのため、詳述業務では、チーム内における「あなたの役割を明確に説明できる」業務でなければなりません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">業務内容詳細には複合的な問題の解決プロセスを記入</span></h2>
<p>Excelの入力説明では、業務内容詳細には「業務の目的、立場と役割、技術的内容及び課題、技術的成果など」を記入するように示されます。しかし、現行の試験制度の基本方針を示した「今後の技術士制度のあり方」では、業務経歴には「業務の内容、業務を進める上での問題や課題、技術的な提案や成果、評価及び今後の展望など」の記載を求めることとしており、実際の口頭試験でもそれらが試問されています。<br />
口頭試験の試験官は、提出された業務内容の詳細から複合的な問題の解決プロセスを読み取り、問題解決においてコンピテンシーをどのように発揮したかを確認していきます。試験管に複合的な問題の解決で発揮したコンピテンシーを見せるには、次のように問題の解決手順を次の7ステップで整理し、各ステップにおける思考プロセスを示すのが効果的です。</p>
<p id="TfljtUp"><a href="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2026/03/img_69c4bc4812a48.png"><img decoding="async" class="alignnone wp-image-3316" src="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2026/03/img_69c4bc4812a48.png" alt="" width="535" height="245" srcset="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2026/03/img_69c4bc4812a48.png 886w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2026/03/img_69c4bc4812a48-300x137.png 300w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2026/03/img_69c4bc4812a48-768x351.png 768w" sizes="(max-width: 535px) 100vw, 535px" /></a></p>
<p>業務内容詳細は720文字しか使えず、細かな内容まで詰め込むことは不可能です。そのため、問題解決の思考プロセスが概ね伝われば良く、詳しいことは口頭試験で聞かれてから答えるようにします。</p>
<p>業務内容詳細では、技術力の高さを見せようとして、たくさんの要求事項、難しい技術、最新工法などを書き並べたくなるかもしれません。しかし、試験官が確認したいのはそのようなことではなく、あなたが普段どのような考えで問題を解決しているかです。</p>
<p>あなたの思考プロセスが技術士レベルであるなら、今後さらに難しい複合的な問題に直面しても、きっと同じような思考プロセスで解決できるだろうと判断してくれます。難しいことをやりましただけでは、思考プロセスは見えないので、あなたのコンピテンシーに対する評価は低くならざるを得ません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc8">業務内容詳細における採点対象コンピテンシーの伝え方</span></h2>
<p>口頭試験における「技術士としての実務能力」の採点対象は、①マネジメント・評価、②コミュニケーション・リーダーシップです。業務内容詳細で採点対象コンピテンシーを発揮したことを伝えるには、次の方法が有効です。</p>
<p><span style="text-decoration: underline;"><strong>①マネジメント・評価の伝え方</strong></span><br />
マネジメントは、多様な要求事項を満たすためにPDCAを回しながら人員・予算・設備・機器・情報・データ・ソフトウエアなどの限られた業務リソースを有効に配分（使い分け）する能力を規定しています。マネジメント能力を伝えるには、課題、対応、検証、改善の流れに沿って書くことが重要です。品質確保が課題なら、対応は品質確保への工夫であり、結果は品質の確認になります。そして最後に改善の余地を示すことでPDCAにおける資源配分能力は伝わります。</p>
<p>評価は、業務プロセス各段階における結果（アウトプット）および成果（アウトカム）に対して、妥当性を確認する能力を規定しています。評価能力は、各プロセスにおいて「課題と捉えた」、「有効と判断した」、「評価している」、「改善していく」などの表記を入れることで伝わります。</p>
<p><span style="text-decoration: underline;"><strong> </strong><strong>①コミュニケーション・リーダーシップの伝え方</strong></span><br />
コミュニケーションは、関係者と相互理解を成立させて、関係者全員の知恵をフル活用して協働しながら問題を解決できる能力を規定しています。コミュニケーション能力は、各プロセスにおいて「協議した、説明した、調整した、提案した、了承された」などの表記を入れることで伝わります。</p>
<p>リーダーシップは、目標達成に向けてチームメンバーが果たすべき役割を設定する能力、および関係者間の対立を解消してチームの結束力を維持する能力を規定しています。たとえ担当者であっても、目標達成に向けて自分の役割を上司と調整し、他の担当者と利害調整したのであれば、リーダーシップを発揮したことになります。リーダーシップは、自分の役割（責任範囲）を明確にしたうえで、「協議、説明、調整、提案、了承」など、コミュニケーションを表す言葉を使うことで伝わります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc9">おわりに</span></h2>
<p>受検申込書はさっさと出して、早めに筆記試験の準備に取り掛かった方が合格しやすいと考えがちです。しかし、業務経歴や業務内容詳細を安易に作成したことで、口頭試験で失敗している人は少なくありません。筆記試験に合格しても技術士になれないのですから、最終関門の口頭試験を見据えて受験申込書の作成に時間をかけることを強くお勧めします。</p>
<p>下記の電子書籍では、業務経歴や業務内容詳細の記載例を示しながら、さらに詳しく説明しています。</p>
<div class="kattene">
    <div class="kattene__imgpart"><a rel="noopener" target="_blank" href="https://onowith.stores.jp/items/699e7fc5401c313d9863ac9d"><img decoding="async" width="160" height="160" loading="lazy" src="https://m.media-amazon.com/images/I/61NerlvybML._SY522_.jpg" ></a></div>
    <div class="kattene__infopart">
      <div class="kattene__title"><a rel="noopener" target="_blank" href="https://onowith.stores.jp/items/699e7fc5401c313d9863ac9d">技術士にふさわしい実務経験証明書の書き方</a></div>
      <div class="kattene__description">オノカツヒロ著　1,500円（令和8年2月25日発売）</div>
      <div class="kattene__btns __two"><div><a rel="noopener" class="kattene__btn __orange" target="_blank" href="https://onowith.stores.jp/items/699e7fc5401c313d9863ac9d">PDF</a></div><div><a rel="noopener" class="kattene__btn __blue" target="_blank" href="https://amzn.asia/d/0eLMdmjH">kindle</a></div></div></div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">2611</post-id>	</item>
		<item>
		<title>普段の小さな業務から技術士レベルの実務経験を見つける方法</title>
		<link>https://onowith.onokatsuhiro.com/work-experience/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[onokatsuhiro]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 30 Mar 2025 08:55:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[受験申込]]></category>
		<category><![CDATA[受験申込書]]></category>
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					<description><![CDATA[受検申込書に技術士レベルの高等な業務経歴を書きたいけれど、自分は小さな業務しか経験していないので無理、そう悩んでいませんか。でも、小さな業務ほど技術士レベルの実務経験が見つけやすいなら、もう悩む必要はないですよね。 &#038;n [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>受検申込書に技術士レベルの高等な業務経歴を書きたいけれど、自分は小さな業務しか経験していないので無理、そう悩んでいませんか。でも、小さな業務ほど技術士レベルの実務経験が見つけやすいなら、もう悩む必要はないですよね。</p>
<p>&nbsp;</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number-detail toc-center tnt-number_detail border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">小さな業務でも科学技術のリスクコントロールは必要なはず</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">技術士レベルの業務経験に気づいていないだけでは？</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">小さな業務ほどコンピテンシーを発揮している理由</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">技術士コンピテンシーが必要な問題解決3パターン</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">経験業務の問題解決トーリーをパターン分けしてみよう</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">小さな業務でも科学技術のリスクコントロールは必要なはず</span></h2>
<p>あなたが経験した業務は、多かれ少なかれ科学技術を使ったはずです。科学技術は、使い方によっては大事故につながります。たとえ小さな道路工事でも、欠陥工事が原因で死亡交通事故につながるリスクはあります。</p>
<p>人命に係るような重大なリスクを抱えてる業務の責任者なら、そのリスクをコントロールする責任があります。責任の重さに、仕事の大小とか会社の知名度は関係ありません。取り扱う技術の難易度も、技術の新旧も関係ないのです。</p>
<p>原子力利用をド素人に任せるわけにはいかいように、小さな道路工事もド素人に任せると取り返しのつかない結果になります。</p>
<p>小さな道路工事であっても、あなたのリスクコントロールによって、通行者の生命・健康が守られているなら、その業務経験は十分に技術士レベルの業務になり得ます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">技術士レベルの業務経験に気づいていないだけでは？</span></h2>
<p>小さな業務であっても、技術的問題は必ずあったはずです。あなたは、それに気付いていないだけかもしれません。あなたがやってきた仕事は、簡単な仕事ばかりではなかったはずです。</p>
<p>マニュアル通りでは上手くいかないのでやり方を変えたこと、工期の制約が厳しくて苦労したこと、品質かコストかで悩んだことなど、いろいろあったと思います。</p>
<p>そして、あなたはその都度、問題を解決してきたのではないでしょうか。自分の知識と経験を駆使し、参考文献や類似事例を調べ、エンドユーザーのことを第一に考えて、あなたなりに最善の解決策を見出してきたのではないでしょうか。</p>
<p>技術士コンピテンシーとは、そのような技術的な問題を自ら解決する能力のことです。</p>
<p>「自分は普段、技術士レベルの高度な業務はやってない」</p>
<p>そう思っている人のほとんどは、技術士レベルの業務経験を持っているのに、それに気づいていないだけです。</p>
<p>その業務が技術士レベルに相当するかどうかは、試験官が判断することです。それなのに、試験を受ける前から技術士レベルではないと、自分で決めつけるのは極めてもったいないです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">小さな業務ほどコンピテンシーを発揮している理由</span></h2>
<p>道路に埋まっている排水管を交換するような小さな工事なら、地質調査もほとんど行われませんよね。工事責任者は、緩い地盤で地下水が高いかもしれない、掘削面が崩れたら工期は守れるだろうか、予算は守れるだろうかなど、いろいろ心配事（リスク）が頭をよぎります。</p>
<p>大型工事なら事前に十分な調査が行われ、有識者によるリスク検討も事前に行われるでしょう。施工中にトラブルが発生しても、有識者に相談して解決できます。</p>
<p>しかし、小さな工事では大雑把な条件しか与えられず、工事に潜むリスクに対しては、担当者自身で対策を検討しなければなりません。施工中のトラブルも、自ら解決しなければならないはずです。</p>
<p>考えようによっては、小さな業務の担当者の方が、リスクコントロールの責任は大きく、自らのコンピテンシーを駆使して問題を解決した経験をたくさん持っていると言えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">技術士コンピテンシーが必要な問題解決3パターン</span></h2>
<p>技術士コンピテンシーを要する業務の問題解決パターンは、次の3パターンに分類されます。これらの分類は、技術士コンピテンシーの根拠になっている国際基準（IEA-PC）にプロフェショナルエンジニアの業務として規定されているものです。</p>
<p><span style="text-decoration: underline;">コンピテンシーを要する問題解決パターン</span><br />
① 要求事項がトレードオフの問題の解決<br />
② マニュアルや参考例が無い問題の解決<br />
③ 社会環境へ悪影響を及ぼす問題の解決</p>
<p>①の要求事項がトレードオフの問題は、どんな業務でも多かれ少なかれ直面しているはずです。トレードオフとは、一方を達成するために他方の犠牲にしなければならない関係のことです。よくあるのがコスト・品質・工期の関係です。トレードオフ問題を解決するには、相互関係の影響を考えながら最適バランスを取る必要があり、技術士コンピテンシーが絶対必要になります。</p>
<p>②のマニュアルや参考例が無い問題とは、適用する基準・マニュアル・参考事例が存在していなかったり、見つけられなかった問題のことです。これらが無くても業務が成功したのであれば、あなたのコンピテンシーをフル稼働して解決方法を考え出したことになります。たとえマニュアルがあったとしても、その適用性について一旦立ち止まって検討したのなら、それも②に該当します。</p>
<p>③の社会環境へ悪影響を及ぼす問題とは、業務過程で公衆の安全や自然環境に重大な影響をもたらす問題のことです。その業務の結果、人身事故や環境破壊が発生していないなら、あなたは有効なリスク対応を取ったということになり、③に該当します。技術士にとって公衆の安全確保や自然環境保全は最優先課題になるので、そのためのリスク対応には技術士レベルのコンピテンシーが必要になります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc5">経験業務の問題解決トーリーをパターン分けしてみよう</span></h2>
<p>あなたがこれまで経験してきた業務は、それぞれ直面した問題も解決した経緯も異なるはずです。あなたが、どの経験業務を経歴票に挙げれば良いか悩んでいるなら、経験業務の問題解決ストーリーをざっくりで良いので、降り返ってみてください。そして、問題解決３パターンに当てはめてみてください。</p>
<p>もし、次のような３パターンに該当する問題解決ストーリが言えそうなら、その業務はコンピテンシーを発揮した技術士レベルの業務になり得るので、経歴票に挙げるべきです。</p>
<p><strong>（１）トレードオフ問題の解決ストーリー例</strong></p>
<ul>
<li>プレキャスト工法の採用すれば工期を短縮できるけど、製造や輸送コストが増加するので、コストと工期の両面から検討して工期短縮を優先した。</li>
<li>高品質な補修材料を使用するとコストは増加するけど、安価な材料を使うと耐久性が低下するので、品質とコストの面から検討して最適な補修材料を見つけた。</li>
<li>現場の安全対策を徹底すると工期が遅延するけど、工期短縮を優先すると作業の安全性が低下するので、安全と工期の両面から検討して両者のバランスを取った。</li>
</ul>
<p><strong>（２）解決手法が無い問題の解決ストーリー例</strong></p>
<ul>
<li>擁壁背後の土留め杭を残置すれば土圧が軽減できると考えたけど、土圧軽減効果を評価する方法が確立していなかったので、土圧公式から説明できる評価方法を考えた。</li>
<li>盛土擁壁をグラウンドアンカーで補強するのが有効と考えたけど、安定計算のマニュアルが無かったので、擁壁とアンカーの設計指針を組み合わせて安定計算を行った。</li>
<li>床掘り掘削は標準勾配の63°で設計されていたけど、現場の土質や地下水位状況から豪雨時の崩壊リスクが高いと判断して、1ランク緩い標準勾配45°を採用した。</li>
</ul>
<p><strong>（３）事故が発生する問題の解決ストーリー例</strong></p>
<ul>
<li>若手作業員の知識と経験不足から施工不良が起きるリスクが高いので、熟練者の配置を検討して、完成する構造物の安全性能を確保した。</li>
<li>ブロック擁壁の復旧断面が大きくなり天端ガードレールの土中式基礎の安定が確保できないので、天端構造の工夫してガードーレールの安定を図った。</li>
<li>沢地形の盛土施工で標準機種による端部の転圧が不十分となるので、転圧方法の設計変更を発注者に提案して安全な盛土構築ができた。
</li>
</ul>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>技術士法を無視すると技術士にふさわしい業務経歴が簡単に書ける理由</title>
		<link>https://onowith.onokatsuhiro.com/gansyo250304/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[onokatsuhiro]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 04 Mar 2025 08:49:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[受験申込]]></category>
		<category><![CDATA[受験申込書]]></category>
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					<description><![CDATA[現在のコンピテンシー確認型試験では、技術士法を無視した方が、技術士にふさわしい業務経歴を簡単に書くことができます。今回はその理由について解説していきます。 &#160; 目次 技術士法から見る「技術士にふさわしい業務」の [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>現在のコンピテンシー確認型試験では、技術士法を無視した方が、技術士にふさわしい業務経歴を簡単に書くことができます。今回はその理由について解説していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number-detail toc-center tnt-number_detail border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">技術士法から見る「技術士にふさわしい業務」の意味</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">IEA-PCから見る「技術士にふさわしい業務」の意味</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">試験制度により「技術士にふさわしい業務」の意味が変化</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">技術士法が定義する業務に限定する必要はない</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">技術士にふさわしい業務の選定指標を設定する</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">技術士法から見る「技術士にふさわしい業務」の意味</span></h2>
<p>国家資格試験は、法的根拠に基づいて実施されます。技術士試験も、技術士法に基づき筆記試験と口頭試験を実施しています。技術士法は、昭和32年に制定された古い法律です。第2条の技術士の定義に書かれている「高等の専門的応用能力」という言葉は、制定当初から約70年にわたり使われ続けています。</p>
<p>第二次試験の受験申込み案内では、技術士法第６条で定めている受験資格要件に従って、「専門的応用能力を必要とする業務経歴」を提出するよう指示されています。受験申込み段階では、業務の要件に「高等」という言葉は使われていません。経歴票に書かれている業務が高等か否かは、口答試験において確認されます。</p>
<p>そのため、技術士法から見る技術士にふさわしい業務は、技術士法が定義する「高等の専門的応用能力を必要とする業務」だと古くから考えられています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">IEA-PCから見る「技術士にふさわしい業務」の意味</span></h2>
<p>第二次試験の採点対象となっている技術士コンピテンシーは、IEA-PC（国際エンジニアリング連合のプロフェショナル・コンピテンシー2013）を満たすように平成28年に制定されました。</p>
<p>技術士コンピテンシーでは、８項目すべてに「業務」という言葉が使われています。EA-PCでは、この「業務」に当たる言葉を「複合的な活動」と表現しており、次の５つの特性が複数又は全部含まれると明確に定義しています。なお、IEA-PCは難解な文章で書かれているので、私なりの解釈に基づき平易な表現で要約しています。</p>
<p><span style="text-decoration: underline;">複合的な活動に含まれる5つの特性</span><br />
特性1：多様なリソースの活用を含む<br />
特性2：相互作用の最適解決が必要<br />
特性3：革新的解決策の導出が必要<br />
特性4：社会環境に重大影響が及ぶ<br />
特性5：原理に基づくアプローチを適用</p>
<p>このうち、特性１はリソースマネジメント、特性５は原理に関する専門知識が要求される業務特性であり、すべての業務が対象です。これに対して、特性2，3，4は、個別業務に含まれる問題特性です。</p>
<p>特性2，3，4を含む問題は、現時点で明白な解決策が無い、いわゆる「複合的な問題」です。このような複合的な問題を解決するには、適切な問題解決プロセスを遂行し、社会環境へのインパクトを評価し、結果に責任を負う資質能力が要求されます。これに特性１1，5で要求しているリマネジメントと専門知識を加えると、技術士コンピテンシーとほぼ同じです。</p>
<p>そのため、IEA-PCから見る技術士にふさわしい業務は、「複合的な問題を解決する業務」だと理解できます。現在の口頭試験では、複合的な問題を解決した実務経験を確認するためにコンピテンシーをどのように発揮したかを確認しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">試験制度により「技術士にふさわしい業務」の意味が変化</span></h2>
<p>受検申込み時に提出する業務経歴は、口頭試験において使われます。平成30年度までの旧試験制度では、業務経歴を参考にして「業務経歴と応用能力」を口頭試験で確認していました。応用能力の判定基準が明確に示されていなかったため、技術士にふさわしい業務の具体的内容は、口頭試験合格者の経験談などから判断されていました。</p>
<p>一方、令和元年度以降の現行試験制度では、業務経歴を参考にして「技術士としての実務能力」を確認することになっています。技術士としての実務能力は、コミュニケーション、リーダシップ、評価、マネジメントの4つのコンピテンシーを対象に判定されます。IEA-PCの考えに基づくと、これらのコンピテンシーを発揮した業務は、「複合的な問題を解決した業務」だということです。</p>
<p>このように、平成と令和では技術士にふさわしい業務の意味や判断基準が変化しています。現行のコンピテンシーを確認する試験制度においては、「技術士にふさわしい業務は、複合的な問題を解決した業務」だと捉える方が妥当です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">技術士法が定義する業務に限定する必要はない</span></h2>
<p>技術士法第2条では、「技術士とは、高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」と定義しています。そのため、業務経歴では「計画、研究、設計、分析、試験、評価」の業務しか書けないと思われがちです。</p>
<p>しかし、複合的な問題を解決した業務を、これらの限られた業務のみで表現するのは難しく、詳述するストーリーと経歴欄の業務内容が合わなくなる危険性もあります。例えば、詳述するストーリーが、「老朽化部材の強度試験を計画し、強度分析を行い、対策案の有効性を評価して補修設計に反映した」とする場合、「試験、計画、分析、評価、設計」の単語から一つ選んで業務内容を表わすことは困難です。</p>
<p>これまでの添削経験から言えることは、技術士法で定義する業務を書かずに業務経歴を提出して合格しているケースが非常に多いということです。実際には、技術士法の定義に無い「調査、検討、立案、策定、施工、管理、診断」などの業務表記が多く、私も受験の際には、経歴票に「検討」の業務表記を多用していました。最近では、DX/GXイノベーションに関連して、「開発」という業務表記も見られます。口頭試験で指摘を受けた話は、これまで聞いたことが無いので、試験官も問題視していないと思います。</p>
<p>技術士法が定義する業務表記に限定しない方が、業務経歴の書き方のバリエーションが広がり、複合的な問題の解決も伝わりやすくなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc5">技術士にふさわしい業務の選定指標を設定する</span></h2>
<p>経歴票に技術士にふさわしい業務を書くためには、どのような複合的な問題を解決したのかを示す必要があります。</p>
<p>先に説明したように、IEA-PCの複合的な活動によれば、個別の複合的な問題に含まれる特性は3種類あります。これらの特性を踏まえると複合的な問題の解決パターンは、①トレードオフ問題の解決、②マニュアル不在問題の解決、③事故欠陥リスク問題の解決の3パターンに分類できます。</p>
<p>これらの３パターンから経歴票に書く経験業務を選定すれば、コンピテンシーを発揮して複合的な問題を解決した「技術士にふさわしい業務」を経歴票に書くことができます。個々の経験業務はそれぞれ違うので、次のように自分なりにわかりやすい指標を設定しておくと、技術士にふさわしい業務を見つけやすくなると思います。</p>
<p><span style="text-decoration: underline;">技術士にふさわしい経験業務の選定指標（例）</span><br />
指標1：品質確保に必要なコストや時間が足りなくて困った業務<br />
指標2：現場条件から標準マニュアルが適用できずに困った業務<br />
指標3：人身事故や環境汚染を防ぐために少し工夫を加えた業務</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">まとめ</span></h2>
<p>技術士法の定義は、IEA-PCよりあるか昔に定められています。IEAは国際機関であり、日本の技術士法を踏まえてPCを定めたわけではありません。そのため、技術士法における「高等の専門的応用能力」と、IEA-PCをベースとする「技術士のコンピテンシー」は、そもそも無関係だと考えるのが妥当です。</p>
<p>技術士は国家資格なので、資格を定めている技術士法に準拠して受験手続を案内しなければなりません。一方で、現在の技術士口頭試験では、経験業務の中でコンピテンシーをどのように発揮しているかを確認しなければなりません。ですから、受験手続と試験内容は、大きく異なっているのが実態だと言えます。</p>
<p>実務経験証明書の業務経歴に「技術士にふさわしい業務」を書くことは、今も昔も変わりありませんが、その業務内容が令和元年度から大きく変わっています。したがって、現在の試験制度では、技術士法を無視した方が、口頭試験に合格しやすい業務経歴を簡単に書くことができるというわけです。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>技術士合格への第一関門！受験申込書作成における５つの重要ポイント</title>
		<link>https://onowith.onokatsuhiro.com/ganshyo5points/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[onokatsuhiro]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 08 Jan 2024 04:53:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[受験申込]]></category>
		<category><![CDATA[受験申込書]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://onowith.onokatsuhiro.com/?p=2855</guid>

					<description><![CDATA[技術士第二次試験の合格に向けて、最初の関門となるのが受験申込書の作成です。最終関門の口頭試験でカギを握る受験申込書作成における重要ポイントを５つ紹介していきます。 目次 ポイント1：技術士レベルのコンピテンシーを発揮した [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>技術士第二次試験の合格に向けて、最初の関門となるのが受験申込書の作成です。最終関門の口頭試験でカギを握る受験申込書作成における重要ポイントを５つ紹介していきます。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number-detail toc-center tnt-number_detail border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">ポイント1：技術士レベルのコンピテンシーを発揮した業務を準備する</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">ポイント2：経歴欄の業務内容は複合的な問題の解決が伝わるように書く</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ポイント3：詳述業務は問題解決ストーリーが明確な業務を選定する</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ポイント4：「業務内容の詳細」には複合的な問題の解決プロセスを書く</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">ポイント5：「専門とする事項」で試験管との相性を良くする</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">ポイント1：技術士レベルのコンピテンシーを発揮した業務を準備する</span></h2>
<p>現行の技術士制度は、遅くとも35歳位までに技術士資格を取得できるように設計されています。第二次試験は、JABEE修了者や第一次試験合格者のコンピテンシーが、修習活動により技術士レベルに達していることを確認する試験です。</p>
<p>技術士レベルのコンピテンシーとは、複合的なエンジニアリング問題を解決できる資質能力のことです。その最低レベルを示したのが、受験申込み案内等で公表される「技術士に求められる資質能力（コンピテンシー）」です。</p>
<p>筆記試験では、解答内容からコンピテンシーの習得レベルが確認されます。口頭試験では、実務経験証明書に書かれた業務内容を参考にして、コンピテンシーの実践レベルが確認されます。</p>
<p>そのため、実務経験証明書には、技術士レベルのコンピテンシーを発揮して複合的な問題を解決した業務経歴を書く必要があります。コンピテンシーの修習期間が短い若い技術者は、1業務書ければ十分かもしれません。しかし、修習期間の長い中堅やベテランは、複数業務を書くことが必要です。</p>
<p>自分の業務経歴を振り返り、技術士レベルのコンピテンシーを発揮した業務を早めに準備しておきましょう。そのような業務を見つけ難い時は、①重大な事故・欠陥を防止した、②トレードオフ要求事項の最適化した、③マニュアル不在・適用不可に対応した、のいずれかに該当する業務を探すようにします。</p>
<p>これらの業務は、解決すべき複合的な問題と解決ストーリーが明確に説明できます。そのため、実務経験証明書で最も重要な「業務内容の詳細」において、技術士レベルのコンピテンシーを発揮した問題解決プロセスを書くことができます。</p>
<p>なお、第二次試験実施大綱では「専門的学識及び高等の専門的応用能力を判定する」と書かれています。技術士法を改正せずにコンピテンシー確認型に変更したので、表向きには法に則ってこのように案内されます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">ポイント2：経歴欄の業務内容は複合的な問題の解決が伝わるように書く</span></h2>
<p>実務経験証明書で技術士レベルの実践経験を伝えるためには、経歴欄に複合的な問題を解決した業務内容を記載する必要があります。業務内容を端的に表記するには、「専門分野」、「複合的な問題」、「解決業務」の3つを表すキーワードを組み合わせるのが効果的です。</p>
<p>専門分野を表すためには、「地盤、土質、鋼製、コンクリート、道路、河川、工事、施工、環境」など、受験する選択科目と整合するさせるキーワードを最初の方で使います。</p>
<p>複合的な問題を表すためには、問題の特性ごとにキーワードを使い分けます。問題の特性は、①重大事故・欠陥を招く問題、②トレードオフの最適化問題、③マニュアル不在・適用不可問題、の3つに区分すると理解しやすくなります。</p>
<p>①重大事故・欠陥を招く問題では、「災害、事故、破壊、損失、崩壊、保全、影響」などのキーワードを使います。②トレードオフの最適化問題では、「安全、品質、工期、コスト」などのキーワードを2つ使います。③マニュアル不在・適用不可問題では、「手法、方法、改良、改善」などのキーワードを使います。</p>
<p>解決業務を表現するには、解決を表す「対策、復旧、究明、防止、短縮、保全、考案、最適化、最大化」などのキーワードと、業務を表す「計画、研究、設計、分析、解析、試験、評価、検討、策定」などのキーワードを組み合わせて最後の方で使います。</p>
<p>そうすると、「道路山側斜面の崩壊原因究明および復旧工法検討」、「橋梁架替工事の安全確保と工期短縮の最適化検討」、「河川改修に伴う希少生物の保全手法の検討と評価」のように、複合的な問題の解決業務を端的に表記できます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">ポイント3：詳述業務は問題解決ストーリーが明確な業務を選定する</span></h2>
<p>業務内容の詳細で最も重要なことは、どんな複合的な問題を、どのように解決したかを確実に伝えることです。そのためには、複合的な問題の特性と解決に向けた課題を明確にする必要があります。</p>
<p>ポイント2で示したように、経歴欄の業務内容をキーワードを組み合わせて記載すれば、複合的な問題の特性と解決課題は、次の3ケースのように明確にできます。これらは、詳述業務の目的とも言えます。</p>
<p>＜複合的な問の特性と解決課題の3ケース＞<br />
ケース1：重大な事故・欠陥発生の未然防止<br />
ケース2：トレードオフの要求事項を最適化<br />
ケース3：マニュアルが無く解決手法を考案</p>
<p>経歴欄には、上記の3ケースのいずれかに該当する業務が入っているはずですから、詳述する業務はその中から選択します。選択肢が複数ある場合は、問題解決の思考プロセスを示しやすいケースを選ぶべきです。また、口頭試験では詳述業務についての評価を確認されるため、完了後の評価・展望を行っている業務を選択するべきです。</p>
<p>経歴欄の１行目や２行目の古い業務を詳述する場合、試験官はなぜ近年の業務を選ばなかったのか疑問に思うはずです。その場合、口頭試験の際に最近の業務内容について、質問を受ける可能性が高くなります。5行目の業務の従事期間は、受験する年の3月までになるので、現在継続中で未完成業務だと思われかねません。</p>
<p>経験豊富な中堅・ベテランの技術者は、経歴欄の３行目や４行目の業務を詳述するのが無難です。経験の浅い若手技術者は、5行目の業務を選択してもかまいませんが、その場合でも、完成後の経過観察を継続して業務評価を行う旨を説明できるようにしておきましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ポイント4：「業務内容の詳細」には複合的な問題の解決プロセスを書く</span></h2>
<p>口頭試験では、実務経験証明書を参考にして、「実務の中で複合的な問題についての調査・分析及び解決のための課題を遂行した経験等」を確認することになっています。そのため、業務内容の詳細には、複合的な問題を解決したプロセスを書く必要があります。</p>
<p>受験申込み案内では、業務内容の詳細には「目的、立場と役割、技術的内容及び課題、技術的成果など」を書くように指示されています。しかし、詳述内容を成果で終わるのではなく評価まで記載した方が、複合的な問題の解決プロセスが伝わりやすくなります。</p>
<p>複合的な問題の解決プロセスが読み取れない場合は、口頭試験で説明を求められます。説明を聞いて問題解決の思考プロセスが不明な場合は、評価・マネジメントに関して、厳しい質問を受けることになります。そうならないために、次のようなタイトル構成にして、内容をバランスよく埋めていくのが良いでしょう。</p>
<p>＜業務詳細のタイトル構成と記載項目＞<br />
【目的、立場・役割】：業務目的、立場・役割・責任範囲<br />
【問題・課題】：調査、データ分析、要因評価、課題抽出<br />
【提案・成果】：解決策の検討・提案、解決策による成果<br />
【評価・展望】：波及効果、リスク・懸念事項、改善・応用</p>
<p>業務内容の詳細では、先進的な技術利用やビッグプロジェクトへの参加をアピールしようと考える人は多いと思います。しかし、そこをいくらアピールしても、あなたの問題解決能力は伝わりません。詳述業務の難易度や社会貢献度を採点するのではなく、あなたのコンピテンシーを採点することを忘れないようにしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc5">ポイント5：「専門とする事項」で試験管との相性を良くする</span></h2>
<p>選択科目の専門範囲はとても広いので、受験者と試験官の専門をある程度合わせなければ、筆記試験や口頭試験の採点を公正に行うことはできません。そのため、何らかの方法で受験者と試験官の専門をマッチングしているはずです。</p>
<p>受験者の専門は、「専門とする事項」でわかります。試験官の専門は、候補者名簿の「担当する専門分野」でわかります。この2つの書類から、受験者と試験官の専門を事務的にマッチングすることは可能です。</p>
<p>受験申込み案内では、「専門とする事項」は「選択科目の内容」の事項又は同程度の事項を簡潔に記入するよう指示されています。自由に記載してかまわないのであれば、わざわざ「選択科目の内容」を用意する必要がなく、それと同程度の事項で書くように指示する必要もありません。</p>
<p>「専門とする事項」は、自分と相性が良い試験官を決めてもらうためと割り切って、「選択科目の内容」から選ぶのが無難です。創作する場合でも、試験官の振り分けを意識して「選択科目の内容」に近い表現にしましょう。</p>
<p>「選択科目の内容」は、「並びに」「及び」「、」「・」が並んでいて非常に難解です。「並びに」と「、」は別項目をつなぐため前後の分野で試験官が異なり、「及び」と「・」は同項目をつなぐため前後の分野で試験官は同じと考えられます。</p>
<p>建設部門の場合、計画、調査、設計、施工・維持管理で、担当の試験官は異なる可能性が高いので、そこは明確に書いた方が良いでしょう。また、「選択科目の内容」にない「〇〇防災」などの表記は避けた方が安全です。このような表記をすると、どの専門の試験官に割り当てられるかわかりません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">まとめ</span></h2>
<ul>
<li>口頭試験の参考資料となる実務経験証明書には、技術士レベルのコンピテンシーを発揮して複合的な問題を解決した業務経歴を複数書きましょう。</li>
<li>複合的な問題は、「重大事故・欠陥を招く問題、トレードオフの最適化問題、マニュアル不在・適用不可問題」のいずれかの問題だと理解しましょう。</li>
<li>経歴欄の業務内容は、専門分野・複合的な問題・解決業務の3つを表すキーワードを組み合わせて書くと、複合的な問題の解決業務を端的に表記できます。</li>
<li>詳述する業務は、複合的な問題を解決した業務ののうち、業務成果の評価が完了している業務から選択しましょう。</li>
<li>業務内容の詳細には、複合的な問題、調査・分析・抽出課題、解決策の検討・提案・成果、提案・成果、成果に対する評価・展望を書きましょう。</li>
<li>「専門とする事項」は、受験者と採点者の専門をマッチングに使われるので、「選択科目の内容」から選びましょう。創作する場合でも極力近い内容としましょう。</li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>技術士にふさわしい資質能力と実務経験が伝わる業務詳細の書き方</title>
		<link>https://onowith.onokatsuhiro.com/post-1670/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[onokatsuhiro]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 16 Mar 2020 04:45:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[受験申込]]></category>
		<category><![CDATA[受験申込書]]></category>
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					<description><![CDATA[受験申込書作成で一番悩むのが、720文字の業務詳細ではないでしょうか。技術的内容を書けば良いのか、それとも口頭試験で質問される4つのコンピテンシーをアピールすべきか迷う人も多いと思います。今回は、業務詳細の書き方について [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>受験申込書作成で一番悩むのが、720文字の業務詳細ではないでしょうか。技術的内容を書けば良いのか、それとも口頭試験で質問される4つのコンピテンシーをアピールすべきか迷う人も多いと思います。今回は、業務詳細の書き方について説明したいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number-detail toc-center tnt-number_detail border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-10" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-10">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">業務詳細に書くべき業務とは</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">業務詳細で意識すべきコンピテンシー</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">試験官が理解しやすい業務を選ぶ方法</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">業務詳細のタイトル構成と本文内容</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">業務詳細に書くべき業務とは</span></h2>
<p>業務詳細の書き方を迷う原因は、何を書くべきかの説明が2つ存在するからです。1つ目は技術士法、２つ目は「今後の技術士制度の在り方について」です。2019年度から始まった新試験制度は、「今後の技術士制度の在り方について」の内容に沿ったもので、国際エンジニア連合（IEA）が2009年に定めたプロフェッショナル・エンジニアのコンピテンシーレベルを確認する試験です。</p>
<p>技術士法は1957年に作られた法律で、制定当初から「高等の専門的応用能力・・・」という技術士の定義は変わっていません。これまで「専門的応用能力」の統一した概念が示されていなかったため、高等かどうかの判断は人それぞれ異なっていました。つまり技術士法では、技術士の資質能力レベルが曖昧だったということです。一方、IEAが定めるコンピテンシーは、文章で定義づけされています。新制度試験で確認される「技術士に求められる資質能力（コンピテンシー）」も、原文を翻訳して設定されたものです。</p>
<p>日本技術士会としては、技術士法を無視して説明できないので、業務詳細に書くべき事項は、技術士法に従って「専門的応用能力・・・」を書くよう指定せざるを得ません。しかし、その業務詳細を使って口頭試験で確認されるコンピテンシーは、「今後の技術士制度の在り方について」で設定された「複合的な問題」を解決できるレベルです。</p>
<p>したがって、業務詳細に書くべき業務とは、複合的な問題を解決した業務でなければなりません。そうでなければ、技術士にふさわしいコンピテンシーレベルが伝わらないということです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">業務詳細で意識すべきコンピテンシー</span></h2>
<p>「今後の技術士制度の在り方について」では、口頭試験の確認内容を次の４項目としています。</p>
<div class="sp-info">
<p>＜口頭試験の確認内容＞</p>
<p>(1)技術士として倫理的に行動できること</p>
<p>(2)多様な関係者と明確かつ効果的に意思疎通し、多様な利害を調整できること</p>
<p>(3)問題解決能力・課題遂行能力：筆記試験において問うものに加えて、実務の中で<span style="text-decoration: underline;">複合的な問題についての調査・分析及び解決のための課題を遂行</span>した経験等</p>
<p>(4)これまでの技術士となるための初期の能力開発（IPD）に対する取組姿勢や今後の継続研さん（CPD）に対する基本的な理解</p>
</div>
<p>(3)の下線部分は、「問題解決」のコンピテンシーと同様の内容です。複合的な問題の解決能力は、新制度試験の目的でもあり、技術士が備えるべき最も重要な能力と位置付けています。口頭試験はその実務能力を最終確認する場です。</p>
<div class="sp-info">
<p>＜「問題解決」のコンピテンシー＞</p>
<p>・業務遂行上直面する複合的な問題に対して、これらの内容を明確にし、調査し、これらの背景に潜在する問題発生要因や制約要因を抽出し分析すること。</p>
<p>・複合的な問題に関して、相反する要求事項（必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等）、それらによって及ぼされる影響の重要度を考慮した上で、複数の選択肢を提起し、これらを踏まえた解決策を合理的に提案し、又は改善すること。</p>
</div>
<p>業務経歴票を基に確認するコンピテンシーは、コミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメントの４つと公表されています。しかし、これらの質問は、問題解決プロセスの妥当性を判断するためと考えるべきです。</p>
<p>コンピテンシーに関する質問を意識して、業務詳細の内容を意思疎通、利害調整、結果評価、資源配分などの業務管理的な内容にしてしまうと、肝心の問題解決能力が読み取れなくなってしまいます。そうなると、問題解決能力・課題遂行能力が文章からは確認できないので、口頭試験で問題解決に関する技術的な質問が多くなると思われます。口頭試験は、限られた時間の中で行われますから、技術的な質問に時間を費やすと、評価対象コンピテンシーを確認する時間が無くなり、不合格となる可能性が高まります。</p>
<p>業務内容の詳細では、「問題解決」のコンピテンシーを意識して、複合的な問題の解決プロセスを書くようにします。そうすれば、コミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメントを発揮して問題解決したことが、自ずと伝わるようになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">試験官が理解しやすい業務を選ぶ方法</span></h2>
<p>業務詳細に書く業務を「難しいことをやった。一番苦労した」という基準で選ぶ人もいますが、複合的な問題の解決が伝わらなければまったく意味がありません。試験官は、業務の難易度や苦労話に対して採点するわけではなく、問題解決に発揮したコンピテンシーに対して採点します。ですから、業務詳細に書く業務は、試験官が複合的な問題の解決ストーリーを理解しやすい業務から選んだ方が良い結果につながります。</p>
<p>複合的な問題は、適切なプロセスを踏まなければ解決できない問題です。その適切なプロセスは、①目標設定→②現状把握→③問題分析→④課題設定→⑤対策立案→⑥対策実施→⑦結果評価の7ステップとするのが良いと思います。</p>
<p>そうすれば、試験官が業務詳細から読み取る次の３ポイントが伝わりやすくなります。</p>
<div class="sp-success">
<p><span style="text-decoration: underline;">試験官が業務内容の詳細から読み取るポイント</span></p>
<p>ポイント1：複合的な問題の解決ストーリー</p>
<p>ポイント2：問題解決過程の思考プロセス</p>
<p>ポイント３：解決策の効果・リスク・改善策</p>
</div>
<p>また、試験官が理解しやすい複合的な問題の解決ストーリーは次の３パターンなので、どれかのパターンにはまる業務を選定するのが良いと思います。</p>
<div class="sp-success">
<p><span style="text-decoration: underline;">解決ストーリーが理解しやすい３パターン</span></p>
<p>パターン１：一般的方法を工夫・改善して有効化した</p>
<p>パターン２：マニュアルが無い課題を合理的に解決した</p>
<p>パターン３：トレードオフの折合い点を倫理的に提案した</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">業務詳細のタイトル構成と本文内容</span></h2>
<p>「今後の技術士制度の在り方について」では、業務経歴票に「業務の内容、業務上での問題や課題、技術的な提案や成果、評価及び今後の展望」の記載を求めるとしています。業務詳細のタイトルはそれに合わせて４タイトルが良いと思います。</p>
<p>各タイトル構成の内容は、先に示した問題解決７ステップに基づき思考プロセスが見えるように書きます。</p>
<p><a href="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/02/kousei-e1584333204968.jpg"><img decoding="async" class="alignnone wp-image-1077" src="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/02/kousei-e1584333204968.jpg" alt="" width="550" height="248" srcset="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/02/kousei-e1584333204968.jpg 750w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/02/kousei-e1584333204968-300x135.jpg 300w" sizes="(max-width: 550px) 100vw, 550px" /></a></p>
<p>技術士にふさわしい業務に見せようとして、たくさんの要求事項、難しい技術、最新工法などを書き並べたくなるかもしれません。しかし、試験官が確認したいのはそのような内容ではなく、あなたが普段どのような考えで問題を解決しているかです。あなたの思考プロセスが技術士にふさわしいものなら、今後さらに難しい複合的な問題に直面しても、きっと同じような思考プロセスで解決できるだろうと判断してくれます。思考プロセスを見せることは、あなたのコンピテンシーを見せることでもあるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1670</post-id>	</item>
		<item>
		<title>【19年度技術士試験】業務経歴票におけるコンピテンシーの見せ方</title>
		<link>https://onowith.onokatsuhiro.com/post-1079/</link>
					<comments>https://onowith.onokatsuhiro.com/post-1079/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[onokatsuhiro]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 13 Feb 2019 08:50:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[受験申込]]></category>
		<category><![CDATA[受験申込書]]></category>
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					<description><![CDATA[新制度試験はコンピテンシー評価方式となるため、口頭試験資料の業務経歴票でもコンピテンシーを見せておく必要があります。業務経歴票でコンピテンシーを見せるには、複合的な問題の解決過程における思考プロセスを見せることが重要にな [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>新制度試験はコンピテンシー評価方式となるため、口頭試験資料の業務経歴票でもコンピテンシーを見せておく必要があります。業務経歴票でコンピテンシーを見せるには、複合的な問題の解決過程における思考プロセスを見せることが重要になります。</p>
<p>&nbsp;</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number-detail toc-center tnt-number_detail border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-12" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-12">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">新制度における二次試験の目的</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">業務経歴票の出来が合否に及ぼす影響</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">業務経歴票に記載が求められる4つの必須項目</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">IEAの定義に合わた複合的な問題の捉え方</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">業務詳細では問題解決の思考プロセスを伝えることが重要</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">業務詳細のタイトル構成と思考プロセスの見せ方</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">業務経歴票の評価対象コンピテンシーの意味とポイント</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">新制度における二次試験の目的</span></h2>
<p>新制度における二次試験の目的は「今後の第二次試験の在り方について」（H28年12月、科学技術・学術審議会技術士分科会）で次のように示されています。これはIEA-PCをベースに設定されたものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<blockquote>
<p>＜二次試験の目的 －<span style="font-size: 16px;">今後の第二次試験の在り方についてより－＞</span></p>
<p>複合的なエンジニアリング問題を技術的に解決することが求められる技術者が、問題の本質を明確にし、調査・分析することによってその解決策を導出し遂行できる能力を確認することを目的とする。</p>
</blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回の制度改訂で技術士法自体は変わっていません。そのため、技術士法第2条の技術士定義や第6条の二次試験目的を根拠に、従来通り業務経歴票に専門的応用能力を発揮した業務を書くよう指導されることもあるでしょう。</p>
<p>しかし、試験制度は変わったのですから、「専門的応用能力＝複合的な問題の解決能力」と捉えて、業務経歴票には「複合的な問題を解決した業務」を挙げる必要があるでしょう。そうしなければ、IEA- PCをベースに設定したコンピテンシーでの判定もできなくなるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">業務経歴票の出来が合否に及ぼす影響</span></h2>
<p>口頭試験の内容は以下のように公表されていて、業務経歴票は「Ⅰ技術士としての実務能力」の試問で使われます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone wp-image-1078 size-medium" src="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/02/19koutou-300x276.jpg" alt="" width="300" height="276" /></p>
<p>この試問に使われる時間は概ね10分程度で、この短い時間でコミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメントの4つのコンピテンシーから合否を判定することになります。</p>
<p>つまり、業務経歴票は10分間で4つのコンピテンシーを確認できる内容にしておかなければ不合格の可能性が十分あるということです。内容もさることながら、業務経歴票に書いていないことは口頭で説明を求められるので、上手く説明できないなら時間切れアウトの可能性もあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">業務経歴票に記載が求められる4つの必須項目</span></h2>
<p>「今後の技術士制度のあり方について」（H28年12月、科学技術・学術審議会技術士分科会）の中で業務経歴票に求める記載内容が次のように定められています。</p>
<blockquote>
<p>＜今後の技術士制度の在り方について－抜粋－＞</p>
<p>【１）受験申込み時】</p>
<p>・受験申込者について、以下を記載した「業務経歴票」の提出を求める。</p>
<p>（これまでに従事した業務の内容、業務を進める上での問題や課題、技術的な提案や成果、評価及び今後の展望など）</p>
<p>※なお、業務経歴票は口頭試験における試問の際の参考にする。</p>
</blockquote>
<p>口頭試験では業務詳細についての試問が主体になるので、業務詳細には①業務の内容、②問題や課題、③提案や成果、④評価や展望の4点を書いておく必要があるでしょう。なお、従来の業務詳細は「当該業務での立場、役割、成果等」だったので、④の評価や展望を書くことが新たな業務経歴票ではポイントかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">IEAの定義に合わた複合的な問題の捉え方</span></h2>
<p>新制度試験のキーワードとも言える「複合的な問題」ですが、その意味は曖昧でとてもわかり難いのが現状です。</p>
<p>受験対策本や受験セミナーなどでわかりやすく解説がされるかもしれませんが、私的にはIEAの複合的な問題の定義をそのまま捉えるのが一番良いと考えています。IEAでは、8つの特性が複数含まれる問題を複合的な問題と定義しているので、8つの特性さえ把握できれば容易に理解できます。ですがIEAの翻訳版は、アカデミックな表現が並び、とても難解です。</p>
<p>そこで、私なりに平易な言葉で置き換えて以下のように解釈してみました。</p>
<p><u>複合的な問題に含まれる８つの特性</u></p>
<p>特性１： 要求性能・検討事項がトレードオフ関係<br />
特性２： 解決策が複数ある、有効性が変化する<br />
特性３： 専門的な原因分析・リスク分析が必要<br />
特性４： 類似事例や研究事例が無い<br />
特性５： マニュアルが無い又は適用できない<br />
特性６： 利害関係者の調整が必要<br />
特性７： 判断ミスが重大な欠陥・事故につながる<br />
特性８： 組織・プロジェクトのマネジメントが必要</p>
<p>ここに挙げた8つの特性が2つ以上含まれた問題を解決したなら、それは複合的な問題を解決した業務ということになります。これまでの業務体験の中に上記の特性が含まれていないか、改めて振り返ってみてください。</p>
<p>特性1のトレードオフや特性７の重大な欠陥・事故は、建設部門の業務ならたくさん見つかると思います。そして、トレードオフを解決したり、欠陥・事故が発生しないように対策を検討したのであれば、他の特性も必ず組み合わさると思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc5">業務詳細では問題解決の思考プロセスを伝えることが重要</span></h2>
<p>技術士にふさわしい業務に見せるため、業務詳細にたくさんの要求事項、難しい分析手法の使用、最新工法を用いた解決策などを書き並べたくなるかもしれません。</p>
<p>しかし、試験官が確認したいのはそのような内容ではなく、あなたが普段どのような考えで問題を捉えて解決しているかです。</p>
<p>あなたの思考プロセスが技術士にふさわしいものなら、今後さらに難しい複合的な問題に直面しても、きっと同じような思考プロセスで解決できるだろうと判断してくれます。</p>
<p>思考プロセスを見せることは、あなたのコンピテンシーを見せることでもあるのです。難しいことをやりましただけでは、思考プロセスは見えないので、コンピテンシーの評価は低くならざるを得ないと理解しておきましょう。</p>
<p>思考プロセスを見せるには、どの業務業務プロセスでどのように考えたかを見せる必要があります。すなわち、業務プロセスを書く必要があるということです。業務プロセスとは、問題解決の手順でもありますが、建設部門の業務詳細では一般的に次の7ステップで考えれば良いでしょう。</p>
<p><u>業務プロセス（問題解決手順）</u></p>
<p>①目標設定→②現状把握→③問題分析→④課題設定→⑤対策立案→⑥対策実施→⑦結果評価</p>
<p>重要なことは、問題解決をどの順番で行ったかではなく、どのような思考プロセスで問題解決をしたかです。ですから「○○を解決策とした」ではなく、「△△と考えて○○を解決策とした」とか「施工性と経済性を比較し経済的に有利な○○を解決策とした」など、解決策を決めるに至った思考プロセスを書く必要があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">業務詳細のタイトル構成と思考プロセスの見せ方</span></h2>
<p>業務詳細の構成は、経歴票で記載が求められる必須4項目（業務の内容、問題・課題、提案・成果、評価・展望）をタイトルとして、業務プロセスの7ステップを各タイトルに配置するようにします。そして、本文内容に思考プロセスを入れるようにすると良いでしょう。</p>
<p>以下の表のよう構成とすれば、試験官もコンピテンシーが評価しやすくなると思います。</p>
<p><a href="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/02/kousei.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone wp-image-1077 size-full" src="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/02/kousei.jpg" alt="" width="873" height="394" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">業務経歴票の評価対象コンピテンシーの意味とポイント</span></h2>
<p><strong><u>コミュニケーション</u></strong></p>
<p>全ての業務プロセスで、発注者、上司・スタッフなどの関係者と常に意思疎通を図りながら、業務を進める必要があります。業務詳細では、関係者とのリスクコミュニケーションにより、問題が解決されたことが伝われば、高評価につながると思います。コミュニケーションは、業務詳細の文章力、口頭試験でのプレゼン力で評価されるものでないことを理解しておきましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><u>リーダーシップ</u></strong></p>
<p>リーダーシップで重要なことは、「明確なデザインと現場感覚」です。明確なデザイン感覚は、ぶれない業務コンセプトのようなもので、関係者の顔色を伺いながら事を進めるのではなく、常に目標を見失わず利害関係者の調整を図っていくということです。また、現場感覚は、自分の理想を押し付けるのではなく、状況に応じてスタッフの能力を最大限に発揮させるということです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><u>評価</u></strong></p>
<p>評価は、業務プロセスの各段階や最終結果に対して行うものです。問題分析、対策立案、結果評価に対してどのような評価を行ったかは、口頭試験で必ず確認されると考えておくべきです。解決策の評価では、メリットばかりではなく、解決策に潜在するリスクと環境変化に応じた改善の必要性まで言及しなければ、高評価は得られません。業務プロセス各段階での評価結果によって、マネジメント（資源配分）が変わってくるはずです。口頭試験では、評価に対する質問に上手く答えられないと厳しい結果になるかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><u>マネジメント</u></strong></p>
<p>マネジメントとは業務目的達成のために人員・資機材・予算・情報をどのように管理し、有効に配分したかということで、全てのプロセスに必要です。人員や予算配分では、利害関係者とのコミュニケーションや調整が必要ですし、評価結果の反映の仕方で成果品質も変わります。このように、マネジメントは他のコンピテンシーと関連して評価されると考えられます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc8">まとめ</span></h2>
<p>新制度における業務経経歴票では、専門的応用能力を発揮した業務というより、複合的な問題を解決した業務を意識して書くことが必要です。</p>
<p>業務経歴票の出来が最終的な合否に大きく影響します。業務経歴票を基に判定されるコンピテンシーを業務詳細で見せることが重要です。</p>
<p>業務詳細には、①業務の内容、②問題・課題、③提案・成果、④評価・展望の4つの必須項目を書かなければいけません。</p>
<p>複合的な問題は、IEAの定義にある8つの特性を2つ以上含む問題と捉えること見つけやすくなります。そう捉えることで、問題解決プロセスとコンピテンシーの整合も図れます。</p>
<p>業務詳細では、難しい手法や最新工法を使った実績ではなく、問題解決過程おける思考プロセスを見せることが重要です。</p>
<p>業務詳細の構成は、必須4項目をタイトルとし、業務プロセスの7ステップと思考プロセスを各タイトルに配置するようにします。これにより、コンピテンシーが判定しやすくなります。</p>
<p>業務経歴票で判定されるコンピテンシー（コミュニケーション、リーダーシップ、評価。マネジメント）の意味と業務プロセスとの関係をしっかり理解しておきましょう。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>試験官とマッチング！技術士試験で重要な「専門とする事項」の書き方</title>
		<link>https://onowith.onokatsuhiro.com/post-1052/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[onokatsuhiro]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 18 Jan 2019 09:30:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[受験申込]]></category>
		<category><![CDATA[受験申込書]]></category>
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					<description><![CDATA[技術士試験で答案用紙に「専門とする事項」を書くのはなぜ？その答えを探ると、受験者と試験官のマッチング方法がみえてきます。試験官とのマッチングは合否に影響する重要な問題です。今回は「専門とする事項」をどのように書けば良いか [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>技術士試験で答案用紙に「専門とする事項」を書くのはなぜ？その答えを探ると、受験者と試験官のマッチング方法がみえてきます。試験官とのマッチングは合否に影響する重要な問題です。今回は「専門とする事項」をどのように書けば良いかを解説します。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number-detail toc-center tnt-number_detail border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-14" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-14">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">技術士試験では受検者と試験官のマッチングが必要</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">マッチングは誰がどのように行うのか</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">受験者の専門を表わす「専門とする事項」</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">試験官の専門を表わす「担当する専門分野」</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">「専門とする事項」は「選択科目の内容」に合わせるのが基本</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">「専門とする事項」を自分本位に創作するリスク</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">「選択科目の内容」の読み方と「専門とする事項」の書き方</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">技術士試験では受検者と試験官のマッチングが必要</span></h2>
<p>建設部門の受験者の立場や職種は、発注者、建設コンサル、ゼネコン、専門業者など様々あり、業務内容も計画系、設計系、施工系、維持系など様々です。一方、問題の作成や答案を採点する試験官も、研究者、行政官、民間人など立場や職種は様々です。</p>
<p>立場や経験の違いは、専門分野の違いだとも言えます。発注者なら計画系の専門で、コンサルは設計系、ゼネコンは施工系の専門です。専門が違えば、問題解決の妥当性の評価が異なるわけで、筆記試験や口頭試験での採点結果にも影響してきます。</p>
<p>施工技術に関する答案を発注者、コンサル、ゼネコンの3人が採点すると、3人とも同じ評価になるでしょうか。算数のテストのように決まった答えがあるのなら、同じ採点になるでしょうけど、決まった答えのない技術士試験ではそうはいかないと思います。</p>
<p>しかし、技術士試験は科学技術の取扱いに国家がお墨付きを与える試験ですから、受験者と試験官の専門の違いで正当に評価できない仕組みでは困ります。そのため、技術士試験には、受験者と試験官をマッチングする仕組みが必要なのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">マッチングは誰がどのように行うのか</span></h2>
<p>建設部門の中で、受験者数が最も多い選択科目「鋼構造及びコンクリート」では、受験者数は2,600人を超えます。これに対して答案を採点する試験官は12人です。受験者も試験官も同じ選択科目ですが、鋼構造とコンクリートでは明らかに専門が異なりますし、設計、施工、製造でも扱う専門技術は異なります。つまり、受験者2,600人の専門技術はバラバラで、試験官12人の専門もバラバラなわけです。</p>
<p>マッチングは、専門がバラバラな2,600人分の答案をグループ化して、なるべく専門が近い試験官に振り分ける作業です。答案内容を見てからそれをやろうとすれば、かなり時間のかかる作業です。</p>
<p>文部科学省が公表している資料によれば、筆記試験の答案を採点する試験官（採点委員）は8月末に召集され、その後1ヶ月で採点作業を行うスケジュールが組まれています。そのため、答案内容を見てからマッチングするのは不可能です。しかも、官僚や大学教授などの地位にある試験官が、答案内容を見ながら互いに採点担当を決めるとは考えられません。</p>
<p>では、どのようにマッチングしているのでしょう？</p>
<p>マッチングは受験者と試験官の専門を組み合わせることですから、双方の専門を共通キーワードで表わせれば、専門知識がそれほど無くても簡単に短時間で行えます。この方法なら、日本技術士会の職員でも、膨大な数の答案をグループ化でき、試験官に振り分けることができるはずです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">受験者の専門を表わす「専門とする事項」</span></h2>
<p>受験者の専門を表わすキーワードは、受験申込書に書く「専門とする事項」です。受験したことがある人はわかると思いますが、答案用紙にも「専門とする事項」を書かなければいけません。</p>
<p>これは、答案をグループ化しやすくするためだと思います。「専門とする事項」は受験番号と照合できるので、受験番号だけでもグループ化は可能ですが、答案1枚1枚の受験番号から「専門とする事項」を照合するのは手間がかかります。その手間を省くために、答案に直接書かせているのだと思います。</p>
<p><a href="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/mousikomisyo.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-967 size-full aligncenter" src="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/mousikomisyo.jpg" alt="" width="1060" height="768" srcset="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/mousikomisyo.jpg 1060w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/mousikomisyo-300x217.jpg 300w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/mousikomisyo-1024x742.jpg 1024w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/mousikomisyo-768x556.jpg 768w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/mousikomisyo-320x232.jpg 320w" sizes="(max-width: 1060px) 100vw, 1060px" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">試験官の専門を表わす「担当する専門分野」</span></h2>
<p>現在の試験制度では、問題を作成する試験委員（作問委員）は、筆記試験答案の採点や口頭試験の面接をする採点委員も兼務するのが通例となっています。</p>
<p>試験委員は、技術部門ごとの試験部会専門委員の推薦で選ばれます。各専門委員から候補者名簿が提出されるのですが、この候補者名簿には選択科目・氏名等の他に、「担当する専門分野」を記載することになっています。</p>
<p>試験委員の名簿提出は12月中旬、2月下旬には試験委員の総会が行われます。ということは、受験者より先に採点の専門範囲は決まっているということです。</p>
<p>試験委員名簿の「担当する専門分野」が、どのように記載されているかは分かりません。しかし、後から提出される受験者の専門とのマッチングに使われるのであれば、受験申込書に記載してくる「専門とする事項」になるべく合わせた書き方ではないかと考えられます。</p>
<p><a href="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/sikeniinmeibo.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-966 size-full aligncenter" src="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/sikeniinmeibo.jpg" alt="" width="809" height="556" srcset="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/sikeniinmeibo.jpg 809w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/sikeniinmeibo-300x206.jpg 300w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/sikeniinmeibo-768x528.jpg 768w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/sikeniinmeibo-320x220.jpg 320w" sizes="(max-width: 809px) 100vw, 809px" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc5">「専門とする事項」は「選択科目の内容」に合わせるのが基本</span></h2>
<p>「専門とする事項」の記載方法は、受験申込書と同時に配布される「受験申込み案内」に次のように書かれています。2019年度版は未だ公表されていませんが、おそらく同じではないかと思います。</p>
<blockquote>
<p>＜H30年度受験申込み案内より＞</p>
<p>専門とする事項は、専門として行っている業務の内容を選択科目表の中の“<u>選択科目の内容</u>”の事項又は同程度の事項を30 字以内で簡潔に記入する。</p>
</blockquote>
<p>ここで、「選択科目の内容」と同じか、なるべく変えないようにわざわざ書いているのは、ここを大幅に変えられるとマッチングできなくなるからでしょう。したがって、「専門とする事項」は創作してもかまわないのですが、「選択科目の内容」から選ぶのが基本です。</p>
<p>同程度の事項を30 字以内で創作できることになっていますが、その場合でも試験官とのミスマッチの原因とならないように、るべく「選択科目の内容」に合わせた書き方にすべきです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">「専門とする事項」を自分本位に創作するリスク</span></h2>
<p>「選択科目の内容」の中に、自分の経歴にピッタリ合うものが無い。そう思う人は多いかもしれません。自分の経歴に対するプライドや思い入れから、「選択科目の内容」に無い言葉をどうしても使いたがる人もいます。</p>
<p>しかし、「選択科目の内容」が試験官とのマッチング・キーワードで使われるのであれば、自分本位に創作しない方が良いでしょう。</p>
<p>例えば、選択科目が鋼構造及びコンクリートで、「専門とする事項」に「橋梁設計」と書いてあるとどうなるか考えてみてください。専門が鋼構造かコンクリートなのか分かりませんよね。試験官は鋼構造の専門とコンクリートの専門で分かれているでしょうから、少なくともどちらが専門なのか分かるように書かないと、試験官とのマッチングもできなくなります。</p>
<p>また、防災業務の経験をアピールしようとして、「河川防災」や「道路防災」などと書くと、防災の計画なのか施設設計なのかが不明になります。防災というワードの範囲は広いので、使うとしても「河川防災計画」や「道路防災施設」などのような書き方にしないと、試験官とのミスマッチが起こる可能性が大です。</p>
<p>自分本位に創作して合格した人はいますが、それは、たまたま試験官とマッチングしただけかもしれません。一方で、試験官とのミスマッチが原因で、口頭試験で話がかみ合わずに不合格になった人もいます。</p>
<p>何事も絶対はないのですが、「専門とする事項」を自分本位に創作すると、試験官とのミスマッチが起こるリスクが高くなるのは事実です。</p>
<p><a href="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/matching.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-965 size-full" src="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/matching.jpg" alt="" width="1310" height="671" srcset="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/matching.jpg 1310w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/matching-300x154.jpg 300w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/matching-1024x525.jpg 1024w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/matching-768x393.jpg 768w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2018/12/matching-320x164.jpg 320w" sizes="(max-width: 1310px) 100vw, 1310px" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc7">「選択科目の内容」の読み方と「専門とする事項」の書き方</span></h2>
<p>2019年度試験では、17部門で選択科目の統廃合や名称変更が行われ、「選択科目の内容」が大幅に変更されます。建設部門は選択科目の統廃合は無いものの、11科目中8科目で「選択科目の内容」が変更されています。変更された内容は、日本技術士会のホームページに新旧対比表が公表されていますので、早めに確認しておくのが良いでしょう。</p>
<p><a href="https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/005698.html">平成31年度 技術士試験の試験方法の改正について</a></p>
<p> 2019年版の「選択科目の内容」は、とてもわかり難い表記になっています。もともとわかり難かったのが、2019年の変更でさらにわかり難くなった感じです。その原因は、「並びに」「及び」「、」「・」など、似たような接続詞や記号がたくさん並んでいるからです。</p>
<p>「選択科目の内容」が日本語として正しいかどうかは抜きにして、試験官の専門がどのように分かれるのかを意識して読むことが重要です。読むというより、接続詞や記号の意味を理解して、試験官の担当分野に分解すると言った方が正しいかもしれません。</p>
<p>接続詞や記号の意味ですが、まず、「並びに」と「、」は前後が別項目ですから、そこで試験官の担当分野を分けましょう。次に「及び」と「・」は、前後が同類の項目という意味ですから、試験官の担当分野はそこで分かれないと考えます。</p>
<p>例えば、「A並びにB・C、D及びEのア、イ」なら、試験官はA担当、BC担当、DEのア担当、DEのイ担当に分かれると考えれば良いのです。</p>
<p>そう言われても、ピンと来ないと思うので、選択科目「道路」の2019年版「選択科目の内容」を例にもう少し説明します。</p>
<blockquote>
<p>＜道路の選択科目の内容＞</p>
<p>道路計画、道路施設・道路構造物の調査、設計、施工及び維持管理・更新、道路情報その他の道路に関する事項</p>
</blockquote>
<p>この場合、①「道路計画」担当、②「道路施設・道路構造物の調査」担当、③「道路施設・道路構造物の設計」担当、④「道路施設・道路構造物の施工及び維持管理・更新」担当、⑤「道路情報その他の道路関連事項」担当の5担当に分かれると考えておくべきです。これを表にする以下のようになり、少しはイメージしやすいと思います。</p>
<p><a href="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/01/rord_pert.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-1051 size-full aligncenter" src="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/01/rord_pert.jpg" alt="" width="727" height="479" srcset="https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/01/rord_pert.jpg 727w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/01/rord_pert-300x198.jpg 300w, https://onowith.onokatsuhiro.com/wp-content/uploads/2019/01/rord_pert-320x211.jpg 320w" sizes="(max-width: 727px) 100vw, 727px" /></a></p>
<p>もし、「専門とする事項」に「道路構造物の設計」と書けば③担当の試験官に振り分けられ、「道路施設の維持管理」と書けば④担当の試験官に振り分けられます。舗装工事が専門なら、施工・維持管理系の試験官に振り分けられるのが理想なので、「道路舗装の施工・維持管理」と書けば④担当の試験官に振り分けられます。道路設計を専門とするなら、設計系の試験官に振り分けられるように「道路施設の設計」と書けば良いでしょう。</p>
<p>このように、「専門とする事項」は、どの試験官に振り分けられるかを考えて言葉を選ぶようにしましょう。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>技術士試験：マニュアル通りの業務でも創意工夫がアピールできる理由</title>
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		<dc:creator><![CDATA[onokatsuhiro]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 13 Nov 2017 23:53:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[受験申込]]></category>
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					<description><![CDATA[業務経歴票で創意工夫をアピールしたいけど、マニュアル通りの業務しかないからアピールできない。そう悩んでいる人が多いと思います。でも、マニュアル通りでOKの結論を導くには、創意工夫が必要なのでアピールはできるはずです。   [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>業務経歴票で創意工夫をアピールしたいけど、マニュアル通りの業務しかないからアピールできない。そう悩んでいる人が多いと思います。でも、マニュアル通りでOKの結論を導くには、創意工夫が必要なのでアピールはできるはずです。</p>
<p><strong> </strong></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number-detail toc-center tnt-number_detail border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-16" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-16">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">そもそも創意工夫という言葉にこだわる必要はありません</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">問題解決には必然的に創意工夫が必要になるはずです</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">小さな業務の方が創意工夫を発揮しやすいかもしれません</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">創意工夫は成果ではなく問題解決プロセスでアピールしましょう</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">排水管工事をマニュアル通りに行った場合の創意工夫とは</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">そもそも創意工夫という言葉にこだわる必要はありません</span></h2>
<p>願書・経歴票を添削に出すと、「創意工夫が見られません」とつき返されることがあります。でも、創意工夫という言葉は、普段ほとんど使いませんよね。創意工夫を見せようと仕事をしている人は、皆無だと思います。</p>
<p>創意工夫の意味をネットで調べると、「今までだれも思いつかなかったことを考え出し、それを行うためのよい方策をあれこれ考えること」と出てきます。そんな業務、普通の人に求められても、困ってしまいます。</p>
<p>創意工夫という言葉は、技術士法にズバリ書いてあるわけではありません。私が思うに、技術士の世界では、以前から技術士法第2条の定義にある「専門的応用能力」を創意工夫により課題を解決する能力と解釈されてきた歴史があるのでしょう。だから、技術士は創意工夫にこだわるのだと思います。</p>
<p>私も技術士ですが、創意工夫という言葉に、あまりこだわる必要はないと考えます。今の若い技術士たちも、それほど創意工夫にはこだわっていないでしょう。こだわるべきは、創意工夫よりも課題解決の意識です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc2">問題解決には必然的に創意工夫が必要になるはずです</span></h2>
<p>創意工夫を創意と工夫に分けて考えてみましょう。課題に対して問題点を見つけたことが「創意」、問題点の解決に向けての検討が「工夫」とすれば、少しは分かりやすいかもしれません。</p>
<p>ある課題を解決するとき、まずは解決マニュアルを探しますよね。技術士だってそうします。</p>
<p>そこであなたが、何の疑いもなくマニュアル通りに進めれば、課題を解決したのは、あなたではなくてマニュアルということになります。なので、その業務は技術士にふさわしくありません。</p>
<p>でも、マニュアル通りに進めるべきか、一度でも立ち止まって考えたなら、その時点で課題解決の主体はあなた自身になります。結果、マニュアル通りに進めることにしたとしても、あなた自身が、課題解決に向けての問題点を見出し、何らかの検討によって、その結論に至ったのです。</p>
<p>創意工夫をせずにマニュアルに従ったのではなく、創意工夫した結果でマニュアルに従って良いという結論に至ったということです。</p>
<p>あなたが課題解決をしたのなら、必然的に創意工夫は必要になったわけで、経歴票の詳述業務には課題解決プロセス、ストーリーを書けば良いのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc3">小さな業務の方が創意工夫を発揮しやすいかもしれません</span></h2>
<p>仕様書通り、マニュアル通りにやる小さな業務こそ、創意工夫は発揮しやすいと思います。</p>
<p>大型プロジェクトなら、進める前に慎重に調査して、たくさんのスタッフで技術的問題点を洗い出します。その上で十分に対策を練り、トラブルが起こっても優秀なアドバイザーに解決策を求めることも可能です。</p>
<p>一方、普通の小さな業務では、事前の調査も十分に行われません。とりあえず仕事を進めながら、その都度技術的問題点と解決策を検討しなければなりません。スタッフも限られていて、優秀なアドバイザーに助けを求めることもできません。</p>
<p>業務を進める上で、技術的問題点を抽出するのは誰ですか？　その解決策を決定して実行するのは誰ですか？</p>
<p>大型プロジェクトなら、あなた一人に全てを任されることは無いですよね。でも、普通の小さな業務なら、それを全て一人でやらなければいけないのです。</p>
<p>普通の小さな業務の方が、創意工夫を発揮しやすいと思いませんか？　もし、小さな業務の経験が豊富なら、自身の創意工夫で技術的問題点を解決した経験をたくさん持っていることになるはずです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">創意工夫は成果ではなく問題解決プロセスでアピールしましょう</span></h2>
<p>願書・経歴票では、創意工夫をアピールしましょうと言われますが、どうやってアピールすれば良いのでしょうか？</p>
<p>経歴票の5業務は、高等かどうかは別として「計画、研究、設計、分析、試験、評価、指導」などと書いてあれば十分です。書ける文字数も限られているので、ここで創意工夫をアピールするのは難しいですし、アピールできなくても合否に大きく影響はしません。</p>
<p>問題は経歴票に○を付けた詳述業務です。詳述業務には少なくとも、①立場・役割、②課題・目的、③技術的問題点、④解決策・提案、⑤技術的成果を書くはずです。その中のどこで、創意工夫を発揮したかを明確にアピールすることがポイントになります。</p>
<p>まれに、⑤技術的成果で「日本で初めて採用した」などのような記述を見ます。誰もやったことのない創意をアピールしているのですが、ほとんどの受験者は「日本初」の成果など持っていませんよね。</p>
<p>先にも書きましたが、創意を③技術的問題点、工夫を④解決策・提案と考えると、マニュアル適用でもこんな書き方ができると思います。</p>
<p>「リスクが大きいので、マニュアルをそのまま適用しなかった」</p>
<p>「リスクはあるが、リスク軽減を加えてマニュアル通り進めた」</p>
<p>どちらも、技術的問題点（リスク）を抽出して解決策（リスク対策）を導いた思考プロセス（ストーリー）をアピールしたものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc5">排水管工事をマニュアル通りに行った場合の創意工夫とは</span></h2>
<p>例えば、「道路下の排水管をマニュアル通りに施工した」としても、掘削面の崩壊リスクに対し、以下のようなストーリーなら、十分に創意工夫を発揮したと言えるはずです。</p>
<p>「車輌振動の影響を考え、マニュアルの掘削勾配を1ランク安全側で適用した」</p>
<p>「車輌振動の影響はあるが、掘削面の監視体制を強化しマニュアル通りとした」</p>
<p>どちらのストーリーも、マニュアルを使って掘削勾配を決めて、安全に施工ができたというものです。</p>
<p>この場合、車輌振動の影響をどのように捕らえたかが、「創意」のアピールどころです。土質、地下水位、交通量など、問題点抽出の着目点をアピールするようなワードを見せるべきです。</p>
<p>マニュアル適用の結論に至った「工夫」もアピールできます。マニュアル適用の理由に、確実性、信頼性、早期施工などの文言があれば、工夫点はアピールできるでしょう。</p>
<p>もちろん、実物実験から掘削勾配を決めることも、高度な解析やシミュレーションで決めることもできます。それをやって、安全な工事ができたとしても、それが創意工夫を発揮したとは言い難いはずです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">まとめ</span></h2>
<p>創意工夫という言葉にこだわる必要はありません。こだわるべきは課題解決です。</p>
<p>技術的問題点を見つけることが「創意」、問題点の解決策検討が「工夫」と考えましょう。</p>
<p>問題解決に創意工夫は必ず必要で、マニュアル適用が解決策でも創意工夫の結果のです。</p>
<p>「マニュアル通りでOK」の結論を導いた思考プロセスこそが、創意工夫の発揮どころです。</p>
<p>小さい業務はマニュアル通りですが、何でも一人でやるので創意工夫は発揮しやすいです。</p>
<p>創意工夫は成果でアピールするのではなく、技術的問題点と解決策でアピールしましょう。</p>
<p>創意は問題抽出の着目点、工夫はマニュアル適用理由のところにキーワードを入れましょう。</p>
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